効率のよい家庭学習とは?
「もう少しやりたいなあ。」これが理想の勉強法です!
●「学年×10分」には意味がある
「学年×10分」が家庭学習に適した時間と言われています。「でも、二年生だと20分、一年生ではわずか10分になってしまいます。これではドラゼミはおろか、宿題さえも終わりません」と言われるお母さんも少なからずいらっしゃいます。
これは困ったことですが、それでも小学生の家庭学習の時間は、これでいいと思っています。小学生の集中力が続くのは、たいてい学年×10分ほどです。それ以上になると疲れてしまって、勉強嫌いになりやすいのです。
●根気と集中力が最優先

小学生のうちに、何より身につけておきたい能力は、根気=継続して何かをやり通す力と、集中力=物事に熱中して取り組む姿勢です。根気があれば家庭学習は自然と習慣化します。集中すれば脳の働きもよくなり、効率よく物事を考えることもできるようになります。好奇心や探究心も育まれます。かりに今、良い点数が取れない子でも、この2つが身についていれば、いつでも挽回できる基礎力があるということです。逆に言えば、この2つの力は、各課題をこなしていくことよりもずっと大切なものだということです。
「学年×10分」の家庭学習法は、単に課題をこなすためのものではなく、主にこの「根気と集中力」をつけるためのものです。低学年の間は短すぎると感じる時間かも知れませんが、勉強の分量を目安にせず、時間で区切れば、毎日決められた時間だけ、集中して勉強する習慣が身につきます。
●「もう、やめなさい」の学習法

時間が限られていれば、さっさとやろうと思うものです。計算練習100題を10分でできるのと、1時間以上かかってしまうのとでは大違いです。だらだらとやって仕上げても、実力はつきません。
学年×10分の間にできなければ、とりあえずそこでやめさせて、おやつを食べたり、遊びに行かせたりして休憩させます。宿題が終わっていない、あるいは本人がどうしてもやりたがるという場合は、そうやって気分を切り替えてから、再度同じ時間だけやらせるようにしましょう。もう少しやりたいなぁと思うぐらいでやめさせるのが、上手な家庭学習法ですよ。







