くせ字はらせん運筆で克服(全学年向け)
正確な字形はきれいな字への近道。〈書くこと〉そのものも楽しくなります。
「この子はくせ字だ、乱雑な字だ」とあきらめないで、さあレッツ・トライ!
「せっかく正しい答案が書けているのに、ひらがなや漢字がまちがっている。」国語のテストでは、これは減点になってしまいます。また、算数でも、「6なのか0なのか区別できない」場合には、×がつけらます。
点数の問題だけではありません。きれいな字が書けるということは、文字でのコミュニケーションの基礎ができているということ。書くことが苦痛でなくなれば、文章力やひいては勉強の意欲にもつながっていきます。「きれいな字」は大きな財産なのです。
「うちの子は汚い字しか書けない」とあきらめないで、ぜひ小学生のうちに、きれいでていねいな字が書けるようにしておきましょう。
正しくていねいなひらがなが基本中の基本
●まず、3大要素をクリア
書き順を間違いやすい文字![]() |
とくに字形を取りにくい文字![]() ここにあるのはすべて誤った書き方です。 お子さんの文字や筆順と比べて、重点的にチェックしてください。 |
漢字やかたかなを正確に書く基礎はひらがなにあります。岸本裕史先生が「くせ字矯正ドリル」を執筆されていますので、今回はそれを参考に、きれいなひらがなを書く練習をしてみましょう。
●鉛筆の持ち方

くせ字の原因の3大要素は、鉛筆の持ち方、書く時の姿勢、ノートの位置です。 鉛筆は右図のように持ち、ノートは体にまっすぐに置きます。姿勢に関しては次の点に気を付けてください。
・背筋を伸ばして座る。
・頭は少し前に傾ける。
・書かない方の手で、ノートを軽く押さえる。
・足はまっすぐ下ろして、かかとを床につける。
●らせんで運筆練習

らせん
ひらがなは一見直線のようですが、ほとんどが左右になだらかに回旋する線で構成されています。美しいひらがなを書くには、まずこの右回しと左回しのらせんの練習から始めます。

の
らせんがきれいに書けるようになったら、それを文字の形に運筆します。右図は右回しの「の」の例です。「つのへうちすろるらめぬあよまなはほみやゆかおわね」は右回しの字、「してくとひんせもさき」は左回しの字、「いえこりにけそふむれたを」は左右の回旋が混ざった字です。らせんで描きながら、一つ一つ練習してください。
これらの練習を終えてから、お手本を見ながら書写練習を始めます。あせらずていねいに根気よく、続けてください。









