年末大掃除、4つのメリット
たとえ手際が悪くても、ぜひとも手伝わせたい大掃除
●掃除法は学年別に3段階

年末大掃除。家の中をきれいにして新しい年を迎えるのは、とても気持ちの良いものです。子ども達にも、いつもより丁寧な掃除をさせることにしましょう。
掃除法は学年別に3段階。低学年は整頓=簡単な片づけ。散らかったものを集めて片付けることを中心にしてください。中学年はさらに整理=物の大きさや種類によって揃えることまでさせてください。高学年は整理したものをもっと細かく分類させます。本なら著者別、内容別に、TVゲームなどのおもちゃも使用頻度や内容によって分けさせましょう。
低学年は自分の部屋、中学年は自分の部屋に加えて、もうひと部屋、応接間やリビングなど家族で使う場所を親と一緒に掃除させます。高学年になると、すべての部屋を親と一緒に掃除させましょう。見えないところ、物を動かさないと掃除できないところにも気を配らせます。
トイレ掃除や台所の流し台などの汚物の処理、道路や家の前の溝など公共の場の掃除は、学年を問わず少しでもよいからさせてください。
●大掃除のイベント性を活かす
いずれも、強要するのではなく、子どもが自発的に取り組めるように努めることが肝心です。“年末大掃除”を家庭内のイベントにして、楽しんでしまいましょう。
掃除は子どもの心の発達にいろいろなメリットを与えてくれるものです。まず第1に、掃除=汚いものをきれいにする行為は、美しいものを愛する心を育みます。これは生活態度や人間関係に至るまで、いやしいことや醜いことを嫌う心を培うことになります。
第2に、自分のしたことに誇りをもち、何かをやり遂げた達成感、充実感を知ることができます。すると、何事にも意欲的に取り組める子になるのです。
●ほめてさらにメリット倍増!

掃除には手順や段取りを決めたり、分類したりする計画性が必要です。これは物事を抽象化して考える力を養います。これが3つめのメリットです。
掃除の後はお子さんを充分にほめてください。親に自分がしたことをほめられると、子どもは大変嬉しく、また自信につながるものです。一緒に掃除することで、親子の結びつきや連帯感も深めます。自信がつくと自尊心が育ち、自立心・自主性も身に付く……これが4つめのメリットです。
期待したことの半分しかできなかったとしても、「半分もできた!」と喜んで、家族全員で充分に子どもの労をねぎらってください。







