お正月だからこそ、かしこまった場を
親子であらたまって新年のあいさつ……毎年やっていましたか?
●わが家の歴史を振り返ろう

お正月には、おじいちゃんやおばあちゃんなど普段会えない親戚の方に会う機会も多くなります。そのようなときこそいつも通りの過ごし方に加えて、各家庭なりに「歴史を振り返る」場を設けたいものです。里帰りした時に、おじいちゃんやおばあちゃんに昔の話を語ってもらいましょう。おじいちゃんがそのお父さんに聞いた話、おばあちゃんがそのおばあちゃんに聞かされた話……と辿っていけば、家族で1世紀分の話を伝え聞くことができるかもしれません。子どもに、自分が祖先から脈々と続いている大切な命であることを実感させることができます。
●気持ちも新たに新年の抱負
毎年のお正月を皆さんはどうやって過ごしているでしょうか? 一世代ほど前から、お正月はお正月らしさを失っています。テレビの前で何も語らずにじっと画面に見入っている親子の姿はうら寂しいものです。ぜひ実行してほしいのは、家族みんなで早起きして、車座になって元旦のあいさつをすること。お年始のあいさつが済んだら、家族で何か抱負を話してください。「今年は家族の間できちんとあいさつをしよう」とか「家をいつも整理整頓するように心がけよう」など、皆で取り組めるものがよいでしょう。
●初日の出を見ながら語らおう
早起きするのは、親子で初日の出を見てほしいからです。近所にあるお寺や神社、教会、あるいは丘の上などでも構いません。少し厳かな雰囲気の場所で朝日を眺めながら、親子でゆっくり語らってください。
「日本は昔から太陽を大切にしてきた民族でね……」「あなたの先祖はね……」いつもはあまり話題にしないような、お正月ならではのエピソードがよいでしょう。普段は少し照れくさいようなほめ言葉も、こんな時ならすらすら言えそうですね。“心のお年玉”も忘れないでください。
●節目だからこそ、効力もある

お正月だからって、あらたまったことばかりするのだなあと思われた方もおられるかもしれません。しかし、あらたまればこそ、いろんなことが心に響き、思い出となるのです。お正月は一つの大きな節目、節目は生活にメリハリをつけます。また、こういった機会に家庭で何かをすれば、家族みんなのきずなを養います。きずなの深い家族ほど、子どもの精神を安定させるものはありません。お正月という恰好の機会を十分に活用してください。







