お友達との仲たがいはこうして解決
子どものけんかに親が出る?……その、出方の心得は!
●成長しているからこそ、けんかになる

子どもが学校から帰ってきてションボリしている。どうやらお友達とけんかをしたようです。こんな時、皆さんのご家庭ではどう対処されますか?「子ども同士のけんかなんだから……」と放っておく?「いじめにあっているのではないかしら?」とついつい心配してしまう?
小学校の間は、子どもの自我が育まれる時期でもありますから、日常的な小さなけんかは成長の証だといえます。そうやってけんかすることで、自分と他人が違う意見や感じ方をもっていることを知ることにもなります。
ところが大人にとっては些細な、なんということはないいさかいでも、子どもの心は深く傷ついてしまうことがあります。あるいはいじめに相当するような、ひどいけんかの場合もあるでしょう。
●けんかをようく見極める
親としてはまず、けんかの種類を見極めることが大切です。ほんの些細な口げんかなのか、それとも身体を傷つけるような暴力的なけんかなのか、あるいは“いじめ”にあっているのか。子どもの様子を観察し、さり気なく優しく問いかけることから始めてください。
「けんかしたの?」「うん、○○ちゃんに……といわれたの」「そしてどうしたの?」「……と言い返した」「それで今、どう思ってる?」「私もちょっと言い過ぎた。」
それが些細なけんかで、本人に後悔している様子がうかがえたら、仲直りを提案してみてください。「電話でもかけてあやまったら?」小さなけんかであれば、子どもはたいてい仲直りを望んでいます。少しきっかけを作ってもらうだけで、自分から行動を起こすはずです。
一方でそのお友達のお母さんと話す機会があれば、けんかの報告をしておくのもよいでしょう。互いの親が知っていれば誤解が生まれることもなく、子ども同士の友情を続ける支えにもなります。
●けんかを“活かす”のは親の力

けんかの様子が暴力的なものであったり、いじめのように思える時は、まず子どもから事情をゆっくり聞いてください。わが子がいじめられているとなると、親はどうしても感情的になってしまうものですが、ここはあくまで冷静に。そうして、子ども自身が担任の先生に報告するように言い聞かせてください。よほどひどい状況でない限り、親が最初から出ていくのは控えましょう。
精神的なバックアップをしながら、子どもが自分の力で危機を乗り越えていく力を付けていくのが、親の役目であり、けんかを成長に活かすコツでもあるのです。







