担任の先生の大きな役割①
カテゴリー:日本人英語講師 プロの視点|2010年11月25日 12:02
私たち日本人英語講師が派遣されている小学校の英語の授業は、担任の先生と組んでふたりで行います。
担任の先生とふたりで授業を行うことで、児童たちにとってどれだけ楽しくスムーズにいろいろな活動ができるのか具体的な例を挙げてご紹介しましょう。
"happy"や"sad"といった「気持ちをあらわす言葉」の授業を例に挙げます。
担任の先生は"hungry"や"sleepy"といった言葉に対して、児童たちがまるで教室でいつもやっているかのような臨場感溢れたジェスチャーをしてくれます。
また"tired"という言葉に対して、俳優さながらの演技する先生もいます。
先生の表情ひとつで、児童たちはその言葉の意味をその場で理解します。何もそれぞれの言葉の意味を日本語に訳す必要はないのです。
また"I can~."という表現を使って自分のできることを発表し合う「自慢大会」という授業の時は、その例を見せるために担任の先生が得意満面に指ならしをしたり、ブリッジをしたりしてくれます。なんと体操選手(←きっとかつてはそうだったのでしょう)のように、その場で宙返りをしてくださった先生もいました。
こういったことで教室が沸き、児童たちがすすんで自分のできることを"I can~."という表現を使って我も我もと発表したがりました。
先生のお手本一つで「言いなさい」と言われて言わされている"I can~"ではなく、自ら心の底から「言ってみたい」と思い言う「心のこもった」"I can~"に変わるのです。
新井幾子(あらいいくこ)先生 プロフィール
小学館アカデミー講師歴も11年目に突入。1歳児から中3までの英語、算数(中学生には数学)、国語を受け持つ。父親の仕事の関係で、日本にいながらバイリンガルの幼稚園に通園。そのためかその後、公立の教育機関に進むが、英語、外国人に対して全く障壁を感じることなく成長。結果、バイリンガルの大学に進学。多国籍の人々に囲まれた寮生活を送る。英国、米国、中国など長期滞在経験もあり。

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