全国の野外活動施設スタッフによる水辺すいへん活動研修会 ご報告

2010年11月22日

日時

11月11日(木)〜12日(金)

場所

岡山県渋川青年の家

参加スタッフ

静岡県立三ヶ日青年の家(8名)、千葉県立水郷小見川少年自然の家(1名)、四日市市少年自然の家(2名)、明石市立少年自然の家(3名)、岡山県渋川青年の家(9名)他社会教育事業部スタッフ含め総勢32名

趣旨

海洋活動プログラムにおける安全管理体制の確認

概要

小学館集英社プロダクション エデュケーション事業局社会教育事業部では、カッター・カヌーなど海洋プログラムを提供する全国の野外活動施設のスタッフを一同に集め、カッター訓練を中心とした水辺活動研修を行なった。内容は、利用者への事前打ち合わせから、乗船前説明、カッター送りだし、操船説明、カッター漕艇や曳航・舵取り等。また、カッター曳航中には、運行速度による変化や進行方向と逆の舵取りによる変化等を実践し、カッター曳航による課題・問題点を検証した。翌日には、カッター研修の意義、天候判断、カッター曳航の際のロープの長さと速度、櫂立ての方法、砂浜での靴の処理…等、前日のカッター研修での課題を振り返りながら、安全で最適な指導方法を見出すべく徹底的に議論を重ねました。

弊社は「静岡県立三ヶ日青年の家」だけでなく、全国各地で自然体験活動施設を運営しております。今回の研修会を通じ重要なことは、施設単体で考え判断し実行するだけでなく、全国各施設のノウハウを共有し、より最適な指導方法、安全管理を全員で考え、各施設運営に生かしていくことです。このような機会を重ねながら、徹底した安全管理体制の構築、事故の再発防止に努めて参る所存です。


研修会開会式

砂浜からカッター送りだし

操船説明

曳航訓練

曳航訓練

研修振り返り

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