【緊急企画】小学館の通信添削学習 ドラゼミ

【緊急企画】 ドラゼミスーパーバイザー 陰山英男先生が語る!こどもの将来のために、親がしてあげられる3つのこととは?

母親の苦手意識に隠れていた3つの重要ポイント・子供の将来のためにしてあげられる3つのこと

3つの重要ポイントとは?「目標設定力」「本質を見抜く理解力」「学び続ける姿勢」

これらの3つのポイントを身につけるために、陰山先生が提案する3つのこととは?

ドラゼミ会員のみんなにも伝えなくっちゃ!そう思ったスタッフはすぐさま京都へ飛び、先生にインタビューを試みました。

いま大事なのは「自分でメシを喰っていく力」?

―まず今回の調査の結果を見て意外だったのが、「勉強ができる」「受験に勝ち抜く力」よりも、
「社会を生き抜く力」を重視しているお母さんが大半だったことです。


陰山先生

そうです。その数は実に全体の93.7%。 でも今の日本を見ていると、それも当然ではないかと感じてきませんか?日本を代表する大手企業さえも、ときに事業につまずいて、社員がリストラなどの憂き目にあってしまう時代です。「良い大学」に入り、「良い会社」に入ることが果たして将来が保証され、幸せになれる方法なのかとみんな疑問に感じているようです。

今、子どもたちに求められているのはいわゆる「メシを食っていける力」。新しい仕事・職業がどんどん増えるこれからの時代に生きる子どもたちに「いかなる環境でも強く、たくましく社会を生き抜いてほしい」「必要な能力を子どものうちから身につけてほしい」親の意識がここから伺えます。


■どうやって「社会を生き抜く力」を身につけさせさせればいいの?不安を抱えるお母さんが6割以上!

―今は目の前のテストの点数よりも、将来自立した大人になることの方が、親御さんに求められているんですね。
でも具体的にはどうすればいいのでしょうか。


陰山先生

皆さんもその力の重要性について、何とはなしに感じてはいるようですが「じゃあ今、具体的に何に気をつければいいの?」という部分でつまずいているようです。

「教育について自信を持っているか」を聞いたところ6割以上のお母さんたちが「自信がない」と回答しました。

同じ質問について教育志向別で見ると、「勉強ができる、受験に勝ち抜く力」よりも、「社会を生き抜く力」を重視するお母さんたちほど、自分の行っている教育に自信を持っていない傾向がわかります。

■ポイント1 : 「走れる大人」になるための「目標設定力」

陰山先生

それでは次に『社会で生き抜く力』につながる具体的な3つのポイントをご紹介します。


―よろしくお願いします!

陰山先生

まず一つめのポイントは「目標設定力」です。


―「目標設定力」?!


陰山先生

はい。目標を築くことでモチベーションを保ち、社会に出ても“走れる大人”になることができるのです。 そのためには、子どものころから夢、あこがれを抱くことを習慣にすることが大事。それも親が決めるのではなく、自分で自分の“目標を設定する力”が重要です。子どものうちは目標を先生や親が決めてくれますが、大人になると自分で目標を設定していかなければなりません。


―そのための練習を子どもの頃からするのですね。


陰山先生

そうです。目指すべき目標を作ることも、習慣化できます。常に理想を求め、新たな目標を築き続けることが、能力の向上やモチベーション維持につながります。


―保護者の働きかけとしては、どのようなことをすればよいのでしょうか。


陰山先生

そのために親は、子どもに幅広い物事への興味関心を持たせることが重要です。関心分野から知識を広げ、社会について教えることが将来の助けとなります。

■ポイント2 : 「違いのわかる子供」を育む“情報分析力”と“問題解決力”

陰山先生

二つめに大切なのは「本質を見抜く理解力」。ドラゼミの理念として提唱している“情報分析力”と“問題解決力”が重要になります。


―ドラゼミの考える“できすぎ”像に求められる2つの力ですね。

陰山先生

社会においては効率が求められます。一定の時間の中で、多くの仕事をこなせることも評価の一つです。


―確かに!今まさにそれを実感しています。


陰山先生

効率よく考えるためには「本質を見抜く理解力」が必要です。達成するべき仕事の本質を見抜くことができる人は、無駄なものも同時に見えています。本質に特化して取り組むことで、限られた時間の中で高いパフォーマンスを出すことができるのです。


―大人になってからその重要性がわかりますよね…。インターネットで調べようとしても本質をついた検索ワードが思いつかなくて、情報にたどり着けないことも多々あります。


陰山先生

その通り!低学年のうちから“情報分析力”、“問題解決力”を養う訓練が重要です。 まず“情報分析力”ですが、この力は他との違いを発見し、本質を見つける際に使われます。違いがわかるようになるためには、基準を知らなければなりません。基準とは「ものさし」であり、「常識」でもあります。基準に気づいたら「なぜ?なに?」という疑問が生まれます。


―確かに会議などでも、瞬時に要点をつかむ人は基本的知識がしっかりとしている印象があります。


陰山先生

そして“問題解決力”は、見つけた疑問に向けてアプローチする行動力です。生まれた疑問を疑問のままにせず、発見に変えることが喜びにつながり、さらなる疑問を生むモチベーションとなります。


―なるほど。それらの力を伸ばすための保護者の方のアプローチとしては、どのようなことがあるのでしょうか。


陰山先生

親が知っていることでも、子どもからの質問に対しては一緒に調べてあげることが大切です。そのまま答えを教えてあげることは、疑問と発見の繰り返しを止めてしまうことにつながるからです。時間のかかることですが、これを繰り返すことで、やがて本質を見抜ける人になるのです。


―ちょっとしたことですが子どもにとっては充実感も感じるし、親子のコミュニケーションにもなりますよね。

■ポイント3 : 時代の変化にしなやかに対応する「学び続ける姿勢」


陰山先生

最後に「学び続ける姿勢」です。学びの姿勢を身につけることで、変化が著しい社会・ビジネス環境に対応し続けることができるからです。情報環境の著しい変化に伴い、新たなサービスや産業が、日々世の中を大きく変えています。社会を生き抜くためには、次の時代の環境に対応できる力を身につけなければなりません。大人になってからも、常に学び続けることが社会で生き抜くために必要なのです。


―自分で学び続けられる子を育てる方法なんて、難しそうですね。


陰山先生

そう難しいことではありません。「学び続ける姿勢」を身につけるために大切なのは、規則正しい生活習慣です。教育熱心な親ほど、早寝早起きときちんとした食事という基礎を疎かにしがちです。しかし、「寝る時間」「食事の時間」「勉強の時間」といった“規則”も、親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に相談しながら決めましょう。子どもが納得をした上で時間を守ることで、自立の心が育ちます。


―正しい生活が学習への考えの土台にもなるんですね。


陰山先生

規則正しい生活習慣の中で重ねられた毎日の短時間での集中した勉強が、学び続ける下地をつくります。そして苦手意識なく学びの習慣を身につけることが、子どもの達成感や集中力、楽しみにつながります。小さいころからの学びの習慣は将来、お子さんたちにとって大きな財産となるでしょう。


―小さなころから習慣になっていれば、毎日継続するのも苦になりませんものね。


陰山先生

遊び盛りのお子さんにとって、机に向かって勉強することは、初めはいやなことに感じられるかもしれませんが、社会に出てからは新しい技術を学ぶ、組織を動かすための新しい発想を生み出すなど、それこそ、子ども時代以上の努力が求められます。 今お話しした3つのポイントこそ、将来性を養うために、就学したてのうちから家庭教育において取り組める具体的な教育方法と、私は考えています。強く、しなやかに、社会を生き抜く人を輩出できるよう、私もがんばります!



―先生、本日はありがとうございました。