6月からめろん組でお米作りに取り組んできました。その様子についてお伝えいたします。
~6月~
もみ殻付きのお米を水に入れ、沈んだものが実が詰まっているいいお米だそうです。そのお米を水槽の中に入れ、発芽させました。
「芽が出てる~!!」と興奮気味に話していた子どもたちでした。
発芽したものを牛乳パックの鉢に入れて育てました。毎日水やりを行い、「大きくなってる!」「●●ちゃんの3つも出て来たね!」など話していました。
☆次に【土づくり】を行いました。2種類の土を合わせ、混ぜました。最初は遠慮気味に行っていた子どもたちも、手、足、顔...と全身泥だらけに!!! 最後には寝そべったり、トロ船の中にお風呂のようにして入ったりと全身で土の感触を楽しんでいました。
牛乳パックとプランターで育てた苗を【田植え】しました。
牛乳パックを「ぎゅううう」っと握り、中の土をほぐして取り出しました。「固いよ~」「取れた!!」など話していました。
苗の下の方を持ち、真っすぐ慎重に田植えをしました。
毎日水道からトロ船までバケツで水を運び、大切に育てました!
~8月~
「虫や鳥に稲を食べられない様にするにはどうしたらいいか?」ついて話し合いました。
「鳥が来たら、水をかける」「ネットをつける」「監視カメラをつけて見張っておく」...などの面白い意見が沢山出ました。
お米作りの達人『米隊長』相談したところ【かかしつくり】のアイデアを頂きました。
新聞や小さくなった洋服、棒、シーツなどを使い、かかしを完成させました!
小さかった稲も8月下旬には、こんなに大きくなりました!!
~10月~
青々していた稲も10月には、黄色くなり立派な稲穂をつけました。かかし効果もあり、順調に育ちました!
~11月~
【稲刈り】を行いました。『かま』を使って上手に刈ることができました。
前回みんなで刈ったお米を【脱穀】しました。昔ながらの機械、米隊長お手製の脱穀機、割りばしを使って脱穀しました。
~12月~
【もみすり】を行いました。「どうやったら殻がとれるかな?」と話したところ『ハンマーでたたく』『歯でやる』『投げる』『踏む』『ピーラーで剥く』などの意見が出ました。実際にやってみた所、『歯』と『ハンマー』が大成功!!!ハンマーは叩くのではなく押しながらひねっていました。
米隊長が持ってきてくれたすり鉢とゴルフボールでも【もみすり】を行いました。
ゴルフボールで擦った後、「ふうううぅぅ」と息を吹きかけると殻だけ外飛び出ました。空中に巻き上がり「きゃあ!」「ふふふっ」ととても楽しそうな子どもたち。1時間以上集中して行っていました。
無事【もみすり】も終わり、12月24日にお米を炊いてみました!!
一人ずつ順番にお米を研ぎました!!
ふっくら炊き上がり、とってもいい匂いでした♪
6月から一生懸命育てたお米が無事育ち、とても貴重な経験が出来ました!
来年も宜しくお願い致します。
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