めろん組はこの1年間、本当にラキューに夢中になりました。
昨年度のめろん組が作っている姿に憧れ、自分たちが使えるようになったことに
喜んだものの、最初の頃は思うように形にならず、ヤキモキする様子もありました。
作り方の本を見てもよく分からず、保育士に助けを求めることが多かった春。
少しずつ作ることに慣れてきても指先の操作がうまくいかず、
あと少しで完成というところで組み立てたラキューがはじけ飛んで泣いたこともありました。
そんなこんなを繰り返し...いつの間にか随分と様々な作品を作れるように。
一人で黙々と作り方の本を見ながら組み立てたり、少しアレンジしてオリジナルのものを作ってみたり、
お友達と協力して大きな作品を作ったりするようになりました。
毎日毎日、飽きることなく遊びこんできたラキューを、
3月下旬に次のめろん組になるぶどう組のお友達に引継ぎました。
引き継ぐことを伝えた日、めろん組から飛び出た言葉は、
「いいよ!だってもう僕たちは小学生になるから!」
頼もしいです。
細かいパーツばかりのラキューで遊ぶことで自然と指先が洗練されていきました。
また、ラキューを通してお友達との関わりも深まっていったように思います。
作るのが得意なお友達に作り方を聞いたり、お友達のアイデアに賛同して一緒にアレンジしたりして、
1年間めいっぱい楽しみました。